記録・・・記憶・・・②

2012.10.14(Sun)


突然止まった兄の心臓

入院・・・兄の・・・いや、私の心の悲鳴を支える為の手帳みたいなもの。




救命病院に兄が入院してる間は

週に1度しか会えず我慢。



いくら精神障害者用のタクシーチケットを持っていても毎日使ってしまっていては

いずれ無くなり、自分の病院の時に使えなくなるからと父にとめられて


我慢・・・それと、とても寂しい毎日を送る事になりました




夜に突然目が覚め 火が着いた様に兄を恋しがって泣きまくる



始めの数ヶ月は地獄の様な毎日



皆さんに励まされ、やっと前を向こうとしたら



たかがゲームで兄を妬む輩から何故か私のブログに「もう戻ってくるな」と粘着してくる始末



兄は正直、NOと言えない・・・怒らない性格で 悪く言えばお人好し。

何か頼まれ事をされたら、まるで任務を完遂させないといけないような感じに尽くす

曲がった事、理不尽が嫌いで、絡まれたら正論で叩き潰す。(ネット上ではね


リアルで喧嘩売られたら、正当防衛の範囲だろう・・・容赦なく相手の両腕を4つ折り等等・・・

若い頃やんちゃでしたからね・・・族には入らなかったけど悪友と夜中に喧嘩しまくりとか(*´ー`*)


今となったらそんな元気な兄に戻って欲しいと願うばかり



自分の命と天秤に掛けたら真っ先に兄を選び、死して兄に魂を捧ぐ覚悟も有り。






呼吸が自己呼吸になりつつにつれ


ICUから、ICUの個室に移動し


循環器科(まだ100%自己呼吸できてなかったので)の個室に移され

救命病院は長期入院ができないと言われ、家の近くの受け入れ可能先の病院を1件見学し

入院の予約をさせていただき。それまで救命病棟でお世話になる事に。



父はまだタクシーの仕事をしていた為、昼間の休憩時間に毎日顔を見せていましたが

家に帰ってきて私が容態を聞くと

「医者はまだ意識が戻ってない」との一点張り

でも週に1~2度しか会わないからでしょうか

行く度に『兄は起きてる』という気がしてなりませんでした。




基本、医者の「意識がある」という判断は

例え目が開いていようとも 目の前に指を出し左右に動かす、患者はそれを目で追う=意識がある

というのが定説だそうですが。

意識があるのと、指を目の筋肉を使って追うのじゃちょっと違うと思い

妙な苛々が募るばかりでした。ハッキリ言うけど20分近く死人状態だったんですから

筋肉の硬直が進んでてもおかしくなかったし、看護婦さんも「声は聞こえてると思うんだけどね」

と言うほど、兄の表情が微かに出ているのに気づいてたみたいです



ある日、いつものように兄の病室に入り 向いている方向に椅子を持ってきて

手を握ったまま 頬を撫でたり声を掛けたりしていたら

ふと目を開いた・・・

倒れた後遺症で「癲癇」(字合ってるのかな)で痙攣が出始めてからはずっと医師に



「痙攣の影響で目が開く」


「痙攣のせいで目玉が勝手に動く」



と言われ続けてたのですが。




その目の焦点に合う様に顔を覗かせて「兄ちゃん」

と、声を掛けると




顔がどんどん歪み

子供が泣きじゃくるかのように泣き出した。

咽には人工呼吸器用の管が入っていて声の無い反応でしたが、私にはその反応が

「意識がある」という思いが確信としか考えられなくて





丁度来た看護婦さんに言うと。指を目の前で左右させ、それでも反応の無い状態に

「うーん、目で追わないね・・・先生に言ってみますね」と言い去り。

医師も「痙攣のせいでは?」の一点張りだったので、流石に父も見兼ね。


「そこの病院の脳神経科で出来る限りの検査をして貰えないか」と頼み、診察してもらいました。







結果






脳神経科の先生曰く





「意識ありますね」





大脳の一部に損傷が見られ、どのような機能が失われてるかわからないけど

脳幹は無傷、触覚、痛覚アリ 神経マヒは無い





だけど





硬直のせいでしょうか







眼球を動かすのも、目を開くのも辛そうで

笑うことも出来ないほど表情も固まり

 

起きている間は絶えず痙攣が起きている。




その当時は強い痙攣止めの注射が与えられるギリギリの量を直接血管に流し込まれ

毎日謎の高熱を出し(今居る病院に来てから判明したのですが、肺炎に何度もかかっていたそうです)

どうにか、兄に死にたいと思わせないように・・・


会う度会う度



「兄ちゃんにいちゃん、大好きだよー?早く動けるようになりたいね、またベッタリするんだよ?」



胸をさすり






「ここ苦しいね、切ないね。気づいたら身体動かないんだもんね」






「お願いだから諦めないで、動こうと思う気持ちが大事だよ」






言う私の前でだけ兄はいつも声も無く泣いています








「お前だから兄ちゃん甘えて泣いてるんだよ」



家で兄ちゃんの事を話してると、父さんがふいに言いました。








そして暑い夏が来る直前に、予約していた病院のベットが空き


父がタクシー会社に頼んで用意して貰った救急車で搬送してもらい


我が家から自転車で約20分


『手稲いなづみ病院』にお世話になります








一刻も早い回復を願って。








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左久間昭

Author:左久間昭



2次元を愛して止まないヲタク。
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刀剣は長谷部、石切丸を愛し過ぎて妄想が止まりません。



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